深センの残土崩落、行方不明85人に修正

広東省深セン市郊外の光明新区の工業団地で20日午前11時42分ごろ、近くの丘陵に堆積していた建設残土などが広い範囲で崩れた事故で、現地対策本部は、行方不明者が85人に上ることを明らかにした。このほか7人が救出され、16人が負傷、900人が避難している。BBC中国語版が伝えた。 当局は21日、行方不明が男性59人、女性32人の計91人と発表していた。

深セン市当局は21日午後、専門家4人のチームを現地に派遣し、被災地に向かって救助活動用のルート4本を開削したことを明らかにした。21日現在、消防、警察、軍の2900人が救助活動を行っている。

国土資源部によると、崩れたのは人が堆積した残土だけで丘陵は崩れていなかった。堆積量が多過ぎる上、傾斜がきつく、バランスが崩れたらしい。市当局によると、土砂が覆う面積は38万平方メートル、厚さは十数メートルに達する。

地元住民によると、毎日数百台のトラックが土砂や建築廃棄物を運び入れていた。

(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2015/12/151221_china_shenzhen_landslide

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