深センで建設残土が崩落、59人行方不明

20日午前11時42分ごろ、広東省深セン市郊外の光明新区の工業団地「柳溪工業園」、「恒泰裕園区」で、近くの丘陵に堆積していた建設残土などが広い範囲で崩れ落ち、工場や従業員宿舎など建物33棟が埋没や損壊などの被害を受けた。同日午後10時現在、3人が負傷、59人が行方不明になっている。21日付新京報などが伝えた。

33棟は工場14棟、オフィス2棟、従業員宿舎13棟など。現地に救援本部が設置され、消防、警察などの約2000人が救助や捜索活動に当たっている。住民約900人が避難した。

土砂が崩れた場所は、丘陵の上に造られた建設残土や廃棄物の集積場。堆積量が多すぎ、雨をきっかけに崩れたとみられる。丘陵自体は崩れなかった。被災面積は約10万平方メートルに及ぶとみられる。

付近では、中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ)の天然ガスパイプラインが損壊した。同社によるとガス爆発は起きていない。

(参考)http://sz.bendibao.com/news/20151221/747082.htm

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