江蘇省南京市で南京事件の追悼行事が行われた13日、日中戦争中の重慶爆撃の追悼式が重慶市の記念施設で行われた。中国新聞社が伝えた。
式典には爆撃の被害者や遺族ら約30人が集まり、南京事件と重慶爆撃の犠牲者に黙とうをささげた。
重慶爆撃は、旧日本軍が1938年2月から44年12月にかけ、国民政府の臨時首都だった重慶市に対し200回以上行ったとされる。
2006年、重慶爆撃の被害者や遺族40人が、日本政府に賠償と謝罪を求めて東京地裁に提訴したが、今年2月に請求棄却の判決が出た。被害者らは控訴し、13年3月、東京高裁で弁論が行われる。
(参考)http://news.21cn.com/domestic/difang/a/2015/1213/14/30371764.shtml