山西省太原鉄道公安処はこのほど、テロリスト4人を拘束したことを明らかにした。中国青年網が7日伝えた。
同処の通知によると、4人はイスラム過激派「ヒジラット」のメンバーで、同省内でテロを企んでいた。
同処は、省都太原市の商業施設など人が集まる場所に通知を張り出し、商店主や買い物客に警戒を呼び掛けた。
VOA中国語電子版によると、「ヒジラット」は中国当局が認定するウイグル族のイスラム過激派。イスラム教徒に対し郷里を離れ、不信心者に対し聖戦を行うよう呼び掛けている。
香港・星島日報によると、新疆ウイグル自治区で起きている暴力事件の90%は、「ヒジラット」の影響を受けている。2014年5月、同自治区ウルムチで起きた「テロ」事件でも、犯人は犯行前、「ヒジラット」の思想を伝えるビデオを見ていたという。