北京市気象局は6日、同日午前8時現在、同市南東部でPM2.5(微小粒子状物質)濃度が中~重度の汚染レベルに達したと発表した。同日は上海も午後3時現在、PM2.5の濃度が189μg/m3(マイクログラム/立方メートル)で中度の汚染になった。新華社などが7日伝えた。
中央気象台は6日午後6時、スモッグでは3段階で3番目の「黄色警報」を発令。6日午後8時から7日午後8時までの間、北京市中南部、河北省中南部、天津市西部、山東省北西部、江蘇省中南部で中程度、北京市南部、河北省中部などで重度のスモッグが発生するとの予測を示した。
これらの地域では、10日以降、北部から順番にスモッグが減少か拡散を始めるとみられる。
中央気象台は、各人に適切な防護措置を取ること、呼吸器疾患の患者は外出を極力減らし、戸外に出る際はマスクを着用することを呼び掛けた。