広東・東莞の倒産電子工場で納入業者が騒ぎ

広東省東莞市長安鎮で3日、2日倒産した電子部品メーカー「東莞市意創力電子科技」の工場前に、原材料などの納入業者が売掛金の返済などを求めて殺到し、警察ともみ合いになった。博訊新聞網が3日伝えた。

親会社の意創力は2002年に発足。広東省深セン、東莞の両市の工場で、携帯用ナビゲーション装置(PND)、タブレットPCなどを製造。傘下の金百盛電子科技(深セン)、PNデバイス・インターナショナル社、東莞市意創力電子科技の3社が、研究開発(R&D)、販売、生産を分担していた。

東莞市意創力電子科技は、納入業者の数百社に対し、約1億元(約19億円)の債務がある。

目撃者によると3日は、納入業者数十人が工場前と長安鎮政府庁舎前に集まり、売掛金の支払いや支援を求めた。鎮政府前では納入業者の一部が警察官に殴られ、連行されたという。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/12/201512040326.shtml#.VmDh_PnhDIU

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