新疆・拝城の「テロリスト」、全員を殺害

中国当局は14日、新疆ウイグル自治区アクス地区バイ県で9月起きた「テロリスト」による炭鉱の襲撃事件で、56日間逃亡していた犯人全員を殺害したことを明らかにした。海外の中国語ニュースサイト、博聞社などが伝えた。

バイ県鉄熱克鎮の炭鉱が9月18日、刃物を持った「テロリスト」に襲われ、警察官や宿舎で寝ていた作業員ら50人以上が死亡、数十人がけがした。死者のほとんどは漢族だった。

襲撃事件後、当局は警察と特殊部隊員約1000人を動員。56日間にわたって追跡を続けた。逃亡していた「テロリスト」を全員殺し、死体を回収した。

米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国当局による宗教的な弾圧に対する報復が襲撃の動機とみられる。警察はこれまでにウイグル族の3家族の17人を襲撃事件関連の容疑者として拘束した。3家族は、顔や体を覆うイスラム教徒の女性衣装「ブルカ」の着用を禁じる中国の法を公然と無視していたという。

(参考)http://bowenpress.com/news/bowen_40722.html

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