深センの学校11カ所で有毒トラック

広東省深セン市教育局は11日、最近2年間に完成した樹脂塗装の運動場345カ所を調べたところ、11カ所で基準を超える有毒物質が検出された。新華社などが伝えた。

香港紙・星島日報によると、児童の多くが発疹、鼻血、めまいなどの症状を訴えている。当局は、樹脂塗装材について今後、安全検査を義務付ける。 運動場の樹脂塗装が原因の「有毒トラック」問題は、今年秋の中国の新学期開始以降、浙江、広東などで児童・生徒多数が発疹や鼻血の被害を訴えたことから表面化。深セン市の学校多数で最近、保護者が抗議デモを行う事態に発展した。 深セン市教育局が調べたところ、11カ所で有毒物質が検出され、深セン外国語学校中学部の樹脂塗装の運動場では、基準の140倍の量のトルエンが検出された。

(参考)http://std.stheadline.com/breakingnews/20151112e213905.asp

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