国家環境保護部によると、中国東北地区の深刻な大気汚染は11日午前、緩和し始めた。しかし、北京・天津・河北(京津冀)地区の一部では12日から大気の質が悪化を始め、14日まで深刻な大気汚染が続く恐れがある。央広網が伝えた。
北京市交通部中央気象局は10日、濃霧では3段階で3番目の「黄色警報」を発令。大気汚染物質が拡散しにくいため、スモッグが5日間続くとの見通しを示した。
北京市の当局は、視程が低下しているため、自動車の運転の際は、フォグライト、スモールライトなどを点灯するよう呼び掛けている。
また、同市の当局は一部の小中学校に対し、体育の授業を室内で行うよう指示した。
(参考)http://china.cnr.cn/yaowen/20151112/t20151112_520480461.shtml