中台首脳会議に抗議デモ、主要野党は参加せず

中国の習近平主席と台湾の馬英九総統の会談が7日行われたことに対し、台北市中心部では同日、市民数百人~1000人が抗議デモを行った。ただ、かつて中台間の経済協力枠組協議(ECFA)の締結に際しに行われた抗議デモなどに比べて参加者はかなり少なく、最大野党の民主進歩党(民進党)などは参加を見送った。BBC中国語電子版が伝えた。

中台サービス貿易協定に抗議し、2014年3月に立法院(国会)占拠する学生運動を指揮した林飛帆氏は「馬英九総統は間もなく退陣するのに、意地を張って習近平氏と会談した。中台の交渉過程はいつも、透明公開で責任が問える仕組みになっていないことは、最も深刻な問題だ」と語った。 同日は、少数ながら中台の首脳会談を支持する市民もデモを行った。

(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2015/11/151107_china_taiwan_meeting_protest

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