シーメンスグループの照明メーカー、オスラムの広東省仏山市の合弁工場、仏山照明で5日、工場売却に伴う補償を求め、従業員約500人がストライキを始めた。博訊新聞網が6日伝えた。
従業員は「会社の全従業員にあたる、少なくとも500人が参加した。会社は株式を売却するのに、補償に応じない。死ぬ気で権利を守りたい」と話している。
報道によると、オスラムは今年9月、広東省電子信息産業集団に仏山照明の13.4%の持ち株全部を26億2200万元(約433億円)で売却することを決めた。
従業員によると、2013年にオスラム傘下の螺旋電球メーカーが倒産した際も、従業員の要求に応じなかったという。
従業員は5日午前8時ごろ「嫁ぎ先を変えるなら、ます補償せよ」などと書かれた横断幕を掲げ、工場の入り口で気勢を上げた。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/11/201511060156.shtml#.Vjv5pPnhDIU