内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド中旗巴音杭蓋蘇木鎮でこのほど、人畜共通感染症のブルセラ症が流行している。ウラド中旗農牧畜局の係官は4日、重症の羊を発見すれば埋設処分にしており、大規模な感染は起きていないと述べた。ただ、地元住民によると、最近7カ月間に数百人が感染したという。博訊新聞網が伝えた。
モンゴルとの国境に近いウラド中旗の村では羊が同症を発症。住民の男性も感染し、関節痛に苦しんでいる。住民によると、感染後、治療を急がないと死亡するケースもあるという。
一方、地元の防疫局が、ブルセラ症の予防のため羊に動物用医薬品を注射したところ、量が多すぎ約2500頭が死ぬ被害も出た。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/11/201511050455.shtml#.VjrLx_nhDIU