北京市の当局は3日、大気汚染では4段階で最も低い「青色警報」を発出し、市民に屋外活動を減らすよう呼び掛けた。中国新聞社が伝えた。
同市は秋から冬への変わり目の時季で、大気汚染が起きやすくなっている。3日の日中、スモッグが発生した後、気圧と風向きの影響で、夕方には全市が中から重度の大気汚染に陥った。
3日午後6時現在、北京市の21カ所の観測点のうち、通州新城を除く各点でPM2.5(微小粒子状物質)が1立方メートル当たり100マイクログラムを突破。海淀北部新区では300マイクログラムを超えた。
当局によると、4日夜には寒気が流れこむため、大気の質が改善する見通し。