25日午後6時41分ごろ、香港からマカオに向かっていた高速フェリー「海星号」がランタオ島南西部沖で漂流物に衝突し、乗客ら121人が重軽傷を負った。香港の当局によると、海星号には乗客163人、乗組員11人が乗っていた。東網が伝えた。
海星号は漂流物に衝突後、船尾の機関室に浸水しエンジンが止まった。負傷した121人のうち15人は重傷で、最もけがが思い8人がヘリで病院に運ばれた。
海星号は香港出港から36分後、何かの漂流物に衝突した。乗客によると、大きな衝突音の後、船体が激しく揺れ、多くの乗客がシートから転げ落ちるなどした。
海星号は米ボーイング社製で全長27.4メートル、267トン。最大で202人が乗れる。2005年3月にマカオから香港に向かう際、マカオ友誼大橋近くで機関が故障し、約1時間漂流する事故を起こした。
(参考)http://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20151025/bkn-20151025191842434-1025_00822_001.html