環境保護部、北京、天津、河北で23~25日に深刻大気汚染と警告

環境保護部は20日、気象条件の影響で23~25日、北京・天津・河北(京津冀)地区と周辺の都市で深刻な大気汚染が起きる可能性があるとの警告を発表した。新華社が21日伝えた。

同部によると、大気が拡散しにくい気象条件となるため、北京・天津・河北地区の北部は良~軽度、中南部は中~重度の汚染となる見込み。。周辺の山西、山東でも軽~重度の汚染が起きるとみられる。

特に河北省の石家荘、保定、衡水、山東省の徳州市、聊城市などでは、PM2.5(微小粒子状物質)を主とする物質により、深刻な汚染が持続する見通しだ。

同部環境監測司の羅毅司長によると、同部は関連の省、直轄市に対し、汚染の状況を注意深く見守り、必要な場合は自動車の通行制限など大気汚染物質の排出抑制措置を採るよう指示した。

同部は、深刻な汚染が予測される地域を対象に、児童、高齢者、心臓・脳血管系や呼吸器系疾患の患者は室内に留まり、その他も戸外での運動や室外作業を避けるよう呼び掛けている。また、市民に対し、外出の際は公共交通機関を利用するよう求めた。

(参考)http://news.163.com/15/1021/02/B6DR0P0500014AED.html

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