台湾衛生福利部疾病管制署は14日、全土のデング熱による死者が100人を超え、計106人となったことを明らかにした。うち、台南市が90人、高雄市が14人、屏東県が2人が。死者の年齢中央値は77歳。高血圧、糖尿病など慢性疾患の患者と高齢者が多い。
同署によると、13日に新たに確認された患者数と全週の同じ曜日と比べた増減は、台南市が200人、77人減、高雄市が151人、53人増。1週間平均の新たな患者数は台南市が減少、高雄市が増加傾向にある。
13日に全土で新たに確認された患者数は365人。今年夏以降の合計患者数は2万3821人で、うち台南市が1万9621人だった。