天津市北辰区西堤頭鎮のアンモニアやアルコールを保管していた倉庫が12日午後9時30分ごろ爆発した。まもなく消防隊が駆けつけ消火作業を行い、約500メートルを全焼し13日零時ごろ鎮火した。けが人はなかった。13日付新京報が伝えた。 目撃者によると、爆発は2~3回起き、火の玉が吹き上げられたのに続き、濃煙が上った。
消防の調べでは、保管中のアルコールが漏れて火が着き、倉庫全体に燃え広がって爆発した。アルコール、アンモニアとも無許可で保管されていた。
北辰区は天津市中心部を囲む「環城4区」の1つ。爆発が起きた倉庫は、同4区の1つである東麗区との境界付近にあった。
天津市では浜海新区でちょうど2カ月前の8月12日、大規模な化学品の爆発事故が起きた。
(参考)http://epaper.bjnews.com.cn/html/2015-10/13/content_602433.htm