広東省深セン市宝安区のモーター製造会社、駿達製造廠で7日、残業時間の縮小により賃金が減ったとして、従業員約2000人がストライキを行った。博訊新聞網が伝えた。
従業員は残業時間の増加と、福利厚生の充実を求めている。同社の2工場の従業員が參加し、「悪意の賃金縮小は受け入れられない」などと書いた横断幕を掲げ、工場内で集会を行ったほか、周辺をデモ行進した。ストは8日も続き、同区労働局が従業員代表と話し合いを始めた。、
従業員の1人は「社長は、就業時間も給料も減らした。ストが成功しないと、本当に8時間労働、週5日制になってしまう」と話している。別の従業員も「残業がないと、1カ月2000元(約3万8000円)ももらえない」と語った。
同社は香港資本の産業用機械メーカーで、主にモーターを製造している。ストには従業員の91%が参加した。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/10/201510090430.shtml#.Vhct5vntmko