中国の各観光地では、ぼったくりレストランの被害が後を絶たない。国慶節の大型連休期間中、山東省青島市の海鮮レストランがタラバガニを2900元(約5万5000円)で観光客2人に押し売りし、警察に通報される騒ぎが起きた。台湾中央社が7日、中国本土の報道を引用して伝えた。
中国紙・華西都市報によると、この海鮮レストランは、観光客2人に生のタラバガニを見せた後、勝手に料理を始めた。客が断っても応じず、高額な料金を請求した。
青島市の別の大衆食堂では、エビ1匹38元(約720円)の料金を取り、1皿の価格と思った客と争いになった。客は、別に注文したあさりの料理とともに760元(約1万4000円)を請求された。
新京報によると、青島市北区物価局は、大衆食堂に9万元の罰金支払いと営業停止を命じた。