30日に連続爆発事件が起きた広西チワン族自治区柳州市柳城県で1日午前8時ごろ、県内の住宅街で再び爆発が起きた。けが人などの情報はない。香港星島日報が伝えた。
海外の中国語ニュースサイト、博聞社によると、爆発は「富源壱号小区」のアパート5階で起き、がれきが降り注いだため、地上にいた住民が一斉に逃げた。
連続爆発事件の容疑者として逮捕された、柳城県大埔鎮の男(33)は70個の小包爆弾を作ったと供述している。1日朝の爆発が、男が作った爆弾によるものか、警察が調べを進めている。
南方都市報によると、爆弾は2種類あり、小包を開けると爆発するものと、遠隔操作で起爆するものがあった。遠隔操作式は威力が大きく、建物が倒壊して死傷者が出た「柳城県畜牧宿舎」はこちらが使われた。
30日の爆発は計17カ所で発生し、7人が死亡、58人が重軽傷を負った。爆発物の多くが宅配荷物に仕掛けられていたため、柳州市の郵便局は安全検査を強化しており、10月3日まで配達を中止した。
(参考)http://std.stheadline.com/breakingnews/20151001e125426.asp