台湾デング熱患者1万7112人、高雄2千人超える

台湾政府の「デング熱中央流行疫情指揮センター」は27日午前、デング熱患者が26日1日に新たに454人増え、今年夏以降の患者が計1万7112人になったと発表した。うち台南市が1万4811人、高雄市が2025人で2000人を超えた。

累計患者のうち98.8%は台南市、高雄市、屏東県に集中している。デング熱が原因とみられる死者は42人で、現在、確認を進めている。

台湾蘋果日報によると、台北市の衛生当局は市内の女性(55)が26日、デング熱と診断されたと発表した。女性は9月11~23日まで台南市の実家に帰省し、台北に戻った後、発熱やおう吐の症状が出た。

同センターによると、台風21号(ドゥージェン)の来襲と大潮のため、一部の低地で冠水する恐れがある。同センターは、デング熱の感染拡大が続く中、さらに病気の媒介となる蚊が大量発生する恐れあるとして、市民に注意を呼び掛けた。

(参考)http://disaster.tainan.gov.tw/disaster/page.asp?id={92778CDC-B6DC-4656-835A-24EF0C6F7893}

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