雲南省大理白族自治州賓川県政府によると、同県で8日、猛毒の薬草、トリカブトが入った鍋料理を食べた住民が中毒し、6人が死亡、21人が病院に運ばれた。人民網などが9日伝えた。
県政府によると、同県金牛鎮の住民が8日午後、友人や親類約30人とともに、トリカブトと豚の足を煮込んだ鍋料理を食べたところ、同日夜になり中毒症状が出た。
地元では、トリカブトに身体を健康にする薬効があり、市場で売られている。トリカブトは十分に加熱すると無毒化するという。住民が食べたトリカブトは、加熱が不十分だった恐れがある。
雲南省では、トリカブト入りの料理が原因の中毒事件が頻発しており、同省玉渓市では08年に57人、09年にも17人が中毒する事件が起き、2人が死亡した。
(参考)http://fj.people.com.cn/BIG5/n/2015/0909/c363313-26306784.html