抗日戦争・反ファッシズム戦争勝利70周年記念日の式典と軍事パレードがきょう3日午前10時（日本時間）から、習近平国家主席、韓国の朴槿恵大統領、ロシアのプーチン大統領ら50カ国の代表が参列し、北京市の天安門周辺で行われ、習国家主席との対立がうわさされている江沢民元国家主席も出席した。
博聞社によると、江沢民氏は、習主席の左隣に着席。その隣には胡錦濤前国家主席座った。習主席は就任以来、積極的に汚職高官の摘発を進めているが、江氏の派閥の人物が多数を占める。香港のメディアが、江氏が、習主席追い落としのため政変を企てているなどと報じてきた。江氏が、習主席、胡前主席と並んで式典に参加したことは、内外のチャイナ・ウォッチャーの注目を集めそうだ。