中国天津市浜海新区の爆心地近く27日、高濃度のシアン化合物汚染水の処理施設が稼働した。1日の処理能力は1000~5000立方メートルで、処理後の水は濃度が基準値内に低下する。中国広播網などが27日伝えた。
爆心地南側の自動車物流パーク内にたまっていた大量の汚水の除去作業が26日終了した。水面の面積は約3万平方メートルで、4000~5000平方メートルの汚染水があったが、専用タンク車を使い搬出した。今後、水たまりの跡地の除染を行う。
なお、天津市政府は27日、午後3時現在、爆発事故の死者は145人、行方不明は28人になったと発表した。