天津市浜海新区の天津港で起きた爆発事故で、天津市の環境当局は26日、25日の午前零時からの24時間に、80カ所で水を採取し検査したとろ、30カ所からシアン化合物が検出され、6カ所では濃度が基準値を超えていたと発表した。いずれも警戒区域内だった。新華社が26日伝えた。
6カ所のシアン化合物の濃度は、0.611~16.6mg/Lで、基準の0.22~32.2倍だった。海水観測地点6カ所のうち2カ所で同化合物が検出されたが、濃度は基準値を下回った。地下水からは検出されなかった。
なお、天津市政府は26日、25日午後3時現在、爆発事故の死者は139人、行方不明は34人、入院中のけが人は527人だったと発表した。
(参考)http://difang.gmw.cn/newspaper/2015-08/27/content_108842702.htm