上海投資家400人が抗議、警察が数人連行

世界最大のレアメタル取引所を自称していた、昆明泛亜有色金属交易所(雲南省昆明市)が資金繰りに行き詰まり、支払不能になっている問題で、上海市浦東新区の浦東公安局(警察)前で22日、投資家約400人が政府に対し説明を求めるデモ活動を行った。数人が連行されたもようだ。博訊新聞網が伝えた。

同交易所の單九良董事長は同日朝、空港に向かうため同区の高層ビル、金茂大廈を出たところ、投資家に取り囲まれた。まもなく、浦東公安局が單九良董事長を連行したため、同局前で抗議デモが始まった。

投資家の多くは、長年ためた金を同社に投資した。同社は雲南省政府が設立を許可し、中国中央テレビ局の経済番組が紹介するなど、優良な投資先と見られていたが、4月以降、引き出しができなくなった。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/08/201508240127.shtml#.Vdp3oPntmko

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