爆発事故の天津港近くの河口で魚大量死、当局は「酸欠」と説明

天津市浜海新区の天津港の爆発事故現場から約6キロ離れた、同市を流れる海河の河口で20日、魚が大量死しているのが見つかった。21日付香港・蘋果日報が伝えた。

天津市環境監測中心のトウ小文主任(トウは登におおざと)は、係官を派遣して検査したが、魚の死体から青酸ソーダ(シアン化ナトリウム)は検出されなかったと述べた。

トウ主任は、毎年のこの時期、魚の大量死が起きるとした上、「夏の高温時に雨が降ると、地表の汚染物質が川に入り、富栄養化を引き起こす。酸欠となって魚が死ぬ」と語った。当局によると、死んだ魚の多くは、環境の変化に敏感なコノシロだという。

香港紙・星島日報によると、河口近くの住民は、今回のような規模の魚の大量死は、これまで起きたことがないと話している。

(参考)http://hk.apple.nextmedia.com/news/first/20150821/19264561

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