爆発事故の天津で雨、周辺への影響小さい

爆発事故が起きた天津市で18日、雷を伴う雨が降り、有毒化学品による汚染の拡大が懸念されることについて、国の環境対策の専門家、李興春氏は周辺地域への影響は少ないとの見方を示した。18日付香港・星島日報が伝えた。

李氏は「汚水が外部に排出されなければ、周辺地域の地上水に対する影響は、制御可能な範囲に収まる」と語った。

天津市環境保護局の包景嶺・総工程師は「爆発の衝撃波は大きく、一部の化学品は爆発現場周辺にも飛散した」と述べ、引っ越しなどのため帰宅した周辺住民に対し、粉末や水に触れないよう注意を呼び掛けた。

化学兵器の専門家によると、爆心地では汚染物の処理がまだ終わっていない。汚染物が雨に触れると猛毒のシアン化水素(青酸ガス)が発生し、対策活動の妨げになる。

(参考)http://std.stheadline.com/breakingnews/20150818e152320.asp

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