青酸ソーダ汚染、雨で拡散の恐れ

天津市環境保護局の技術部門のトップ、包景嶺・総工程師は17日、記者会見で、雨により青酸ソーダ(シアン化ナトリウム)の汚染が拡散する恐れがあることを認めた。BBC中国語電子版が伝えた。

包・総工程師は「(爆発事故の)中心部の地表の一部では、青酸ソーダの処理が終わっていない。大きな雨が降れば、青酸ソーダは水に溶けるので、汚染が新たに拡散する恐れがある」と述べた。

会見に同席した阿樹山・副市長によると、天津市では17日午後5時から11時まで、一部で雷を伴うにわか雨が予想される。

包・総工程師によると、16日午前零時からの24時間に、警戒区内の3カ所で、汚水から基準値を超える青酸ソーダが見つかった。3カ所のうち1カ所は基準値の27.4倍、残り2カ所は4.37倍と0.96倍だった。

(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2015/08/150817_tianjin_blast_day6

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