湖南・懐化で数千人デモ、差別的なバイク通行規制に反発

湖南省懐化市で3日夜、市街地へのバイク乗り入れ規制に反発する住民数千人と警察がにらみ合う騒ぎが起きた。博訊新聞網が5日伝えた。

同市は3日朝から市街地にバイクで乗り入れる場合、通行証の所持を義務付けた。通行証の発行は、市街地内に戸籍か住宅を持つ住民は無料だが、それ以外は1000元(約2万円)の手数料支払いが必要で、事実上、出稼ぎ者らを狙った規制となっている。

同日は、大量の交通警察官が市街地に配置され、手数料の徴収を始めたところ、一部住民との間で衝突が起きた。最終的には、抗議の住民が数千人にふくらんだ。

ネット上の書き込みによると、バイク規制は都市住民は対象外で、農村出身者に対する差別となっているため、抗議が拡大したらしい。

にらみ合いは数時間続いた後、警察が群衆を蹴散らして終息した。警察は、鎮圧の際、数人を連行したほか、威嚇のため拳銃を発射した。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/08/201508050221.shtml#.VcFhK_ntmko

 

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