深センで信号無視歩行者に「緑帽子」

広東省深セン市の交通警察は4日、赤信号を無視した歩行者に緑色の帽子とジャケットを着せ、交通誘導をさせる罰則を導入した。中国では、妻に浮気された夫は「緑の帽子をかぶる」と呼ばれる。着用を命じられた男性が、警官に怒り出す場面もみられた。台湾・中央社が4日伝えた。

深センでは歩行者の信号無視が後を絶たないため、警察は取り締まりに頭を痛めていた。

新罰則導入初日の3日、信号無視の歩行者286人を摘発。うち92人が罰金、残りの194人が「緑色の帽子」を選んだ。

信号無視で摘発された若い女性の1人は、罰金の代わりに帽子着用を選択。次の違反者が出るまでの約30分、交通誘導を続けた。

(参考)http://www.cna.com.tw/news/acn/201508040442-1.aspx

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