湖北省荊州市の安良百貨店の売り場7階で26日、エスカレーターの乗降口にあるランディング・プレートが突然脱落して女性(30)が穴に落ち、駆動機などに巻き込まれ死亡した。27日付楚天都市報が伝えた。
女性は落ちる寸前、抱えていた息子(3)を駆け寄った店員に手渡した。息子は無事だった。
事故後、消防や警察が出動。設備の一部を壊して約3時間後に女性を救出したが、既に死亡していた。当局が事故原因を調べている。
同省では2013年5月にも、宜昌市のスーパーで、ランディング・プレートが外れ、70歳代の女性が転落死した。当局によると、エスカレーターを修理・点検した後、プレートをきちんと設置していないと、転落事故などの原因になる。