台北101にドローン衝突、台北市が独自に規制も

台湾の超高層ビル「台北101」に空から接近、衝突して墜落する空撮影像がネット上で出回り、台北市の柯文哲市長は22日、条例で規制する考えを示した。蘋果日報などが伝えた。

影像は約20秒で、ビルに南東方向から接近し、壁面に衝突して墜落する模様が映っていた。ビルの管理者がドローンの残骸（がい）を警察に引き渡した。

柯市長は「最近、台北松山空港にもドローンが墜落した。航空機のエンジンが吸い込んだら、恐ろしいことだ」と述べ、中央政府が規制しない場合、市政府が独自に条例を制定すると語った。