武漢でマンション火災、電線から有毒ガス、7人死亡、12人けが

湖北省武漢市漢陽区での住宅地区「紫荊嘉苑小区」で11日午後11時30分ごろ、32階建てマンションの電線用のシャフト(縦穴)の23~24階部分から出火、7人が死亡、4歳の幼児を含む12人がけがした。13日付北京青年報が伝えた。

武漢市の当局は、電線が焼けた際に発生した有毒ガスを吸ったことが死傷の原因とみて、捜査を進めている。

中国では最近、電線シャフト内から出火し、死傷者が出る事故が相次いでいる。専門家によると、一部の電線は包装材が燃えやすく、有毒ガスを発生することがある。電線シャフトは煙突のように建物内を上限に貫通しており、有毒ガスを含む煙が短時間に各階に拡散する恐れがある。

このため中国の「建築設計防火規範」は、電線シャフトの壁面に耐火材を使うことや、各階に耐火材を使った仕切りを設置することを義務付けている。

「紫荊嘉苑小区」はマンションが3棟あり、1棟は今年1月に完成、残りは建設中。住民の多くは賃貸で入居していた。

(参考)http://news.sohu.com/20150713/n416640584.shtml

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