ロシアの宇宙技術に食指、米は衛星攻撃兵器を懸念

ロシアのゴージン副首相は6日、中ロ首脳定期会談委員会のため、ロシア・イルクーツクで中国の汪洋首相と会談した後、中国が月探査のためロシアからロケットエンジンの購入を計画していると述べた。米国は、中国がロシアの衛星攻撃技術を入手することを強く懸念している。ロシアのニュースサイト、スプートニク(中国語版)などが伝えた。

 ゴ副首相はまた「中国は、ロシアの他の宇宙技術にも関心を寄せていると」語った。ロシアの専門家は「中国はロシア版スペースシャトル『ブラン』、偵察衛星、測位衛星に興味を持っている」などと話している。

海外の中国語ニュースサイト、博聞社によると、ロシア紙・「独立新聞」は、中国はロシアの宇宙技術に関心があるが、最終製品をほとんど購入せず、束縛を嫌ってライセンス契約も結ばないだろうと報じた。

同紙によると、中国はロシアの製品を模倣し、自分のブランドを貼り付ける例が少なくない。ロシア政府の指導者もこのことを熟知しているが、現在の経済状況では背に腹は代えられないという。

(参考)http://bowenpress.com/news/bowen_6213.html

 

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