台風10号、広東東部に上陸、71万人が被災

広東省の気象当局は、台風10号「蓮花」が9日午後12時15分、広東省南東部の汕尾市内陸豊市に上陸した。同日午後5時までに、同市の約71万人が冠水などの被害に遭った。けが人の情報はない。中国新聞社などが伝えた。

 このほか、台風9号「燦鴻」が浙江、福建省の沿岸に接近中で、10日夜から11日午前に福建省福鼎市、浙江省象山市に上陸する見込み。

陸豊市内では台風による水害が発生し、家屋6739棟が損壊。低地や危険家屋に住む住民3万1100人が避難した。広東省東部のスワトウでは9日午前11時40分ごろ停電が起き、19万5382世帯が影響を受けた。汕尾市でも停電が起きた。

「蓮花」のため、スワトウ、潮州、掲陽、恵州など同省東部の各地が豪雨に見舞われた。同省省都の広州市も9日に続き10日も強風を伴う大雨になる見込みで、広州白雲国際空港、鉄道、海事部門などが対策に追われた。

(参考)http://money.163.com/15/0709/18/AU3QTK9900254TI5.html

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