工業塩2万トン、北京の夫婦経営の会社が7省・市で販売

江蘇省泰州市の警察当局このほど、工業塩を食品塩と偽って販売していた北京市大興区の夫婦が経営する工業塩販売会社を摘発した。新華網画8日伝えた。

販売会社は、北京市内の7~8平方メートルの作業場で従業員5人を雇い、工業塩を小袋に包装し直した上、食用塩と称して販売していた。同社は過去7年間に約2万トンを北京、江蘇、天津など7省・直轄市で販売していた。

専門家によると、工業塩は、除雪や工業原料として使われ、亜硝酸塩を含む。亜硝酸塩は有毒で、成人が3グラム以上接種すると死亡することがある。

泰州市は古来、中国4大製塩地の1つとされる。同市当局が、市内の市場で「北京中塩ヨード添加食用塩」という名称の外地産の塩が、安価で大量に売られているのを見つけたことが、摘発につながった。調べたところ、塩にヨードは含まれておらず、最終的に工業塩であることが確認された。

(参考)http://http://news.china.com/domestic/945/20150708/19978903.html

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