広東省深セン市衛生局が2日発表した、深セン市のプールの水質検査結果で、ホテル24店が不合格になった。最高級の「5つ星」ホテルも10店が含まれていた。2日付南方都市報などが伝えた。
同局によると、24店は細菌の総数、大腸菌、尿素、残留塩素、PH値が基準を超えていたことなどが不合格の原因になった。
「5つ星」ホテルには世界的なホテルチェーンのリッツ・カールトン、シェラトン、ヒルトン系の店も含まれていた。このほか高級社交クラブや商業ビルでも不合格になるプールが相次いだ。
同局によると、尿素が基準を超えたプールは、新しい水を適時に十分な量、補充していなかったとみられる。水中の尿素が蓄積を続け基準値を超えたらしい。