返還記念日で民主派デモ、参加者4.8万人

香港返還記念日の1日、民主派による毎年恒例のデモが行われ、主催者発表による参加者は約4万8000人で、予想の10万人を大きく下回り、2008年以来最低となった。警察発表では、ピーク時の参加者が約1万9000人だった。香港星島日報など伝えた。

デモ隊は午後3時半、香港島・ビクトリア公園を出発。約2時間後、金鐘(アドミラリティ)の香港政府本部庁舎に到着した。

今年のデモ行進のテーマは「民主香港を建設し、わが都市の未来を取り返そう」。参加者らは梁振英・行政長官の辞任などを求めた。

デモの参加者が少なかったことについて、主催団体の1つ、民間人権陣線の陳倩瑩さんは「次期行政長官選挙の改革法案が否決され、市民にとって意思表示が必要な、切迫した政治的課題がなくなったため」と話している。

(参考)http://std.stheadline.com/breakingnews/20150701a201228.asp

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