猛暑のため中国三大かまどの1つとされる、湖北省武漢市で29日、気温が35度に上昇し、市内の華中師範大学はエアコンがある体育館を学生に開放、学生約1千人が夜を過ごした。新浪網などが伝えた。
一部の学生は、長期滞在のため、身の回り品を詰めたスーツケースを持ち込んだ。学生証を持参すれば、誰でも宿泊できる。
同大の係官によると、武漢市は今年夏、気温が高いため、体育館の夜間開放を決めた。7月20日から寮でエアコンが稼働するため、体育館の夜間開放は中止する。
台湾・中央社によると、ネットユーザーからは「今の学生は甘えている。以前は大学の寮にエアコンなどなかった」との批判的な書き込みも。しかし、一部からは「役人がちょっと横領を我慢すれば、学生のためエアコンを設置できるのに」など、政府に批判的な声もみられた。
(参考)http://bj.house.sina.com.cn/news/2015-06-30/16506021570286846259974.shtml