香港衛生署衛生防護センターは、21~24日にインフルエンザで22人が病院に入院し、13人が死亡したと発表した。香港は夏のインフルエンザの流行期に入ったという。台湾・中央社などが伝えた。
同署によると、14~20日にも30人が入院、24人が死亡した。香港衛生署は12日から、インフルエンザの重篤な患者に対する監視を強化した。12日から24日までに40人が死亡。36人は香港A型の感染者だった。
同署は、他の病気を持つ患者のほか、健康な市民も感染の恐れがあるとして、予防接種を呼び掛けている。当局は今後数週間内に、ワクチン10万本を準備する。