上海・金山でPXプラント建設反対デモ、1000人超参加、1人拘束

上海市金山区で22日、政府が進めるパラキシレン(PX)プラントの移転に反対し、市民約1000人が同区政府前でデモ行進した。警察が出動し少なくとも1人を拘束した、博訊新聞網が23日伝えた。

上海市政府は、PXプラントの高橋地区から金山地区への移転を計画している。

市民約1000人は同日午前9時、「PXは金山から出て行け」などと書いた横断幕を持ち、区政府庁舎を取り囲んでスローガンを叫んだ。一部は、ペットボトルを庁舎に向かい投げ付けた。

ネットユーザーは「広州人も反対、松江(上海)人も反対した。金山人は受け入れても良いのか」などと書き込んだ。

中国では福建省アモイ市、遼寧省大連市、浙江省寧波市などで、PXプラントの反対運動が起き、建設場所を他地域に変更させている。(写真:博訊新聞網)

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/06/201506230612.shtml#.VYirGfntmko

 

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