湖南婁底市雙峰県の農村で18日、女性(28)の死亡を巡るトラブルをきっかけに警察と住民が衝突し、住民1人が死亡、10数人が連行された。博訊新聞網が19日伝えた。(写真は博訊新聞網)
双方の衝突は拡大し、住民約1万人が警察派出所を包囲、パトカーなどを警察車両多数を破壊した。
隣村から嫁入りした女性が7日に死亡したことがきっかけ。夫らは女性が農薬を飲み服毒自殺したと主張した。女性の両親らが調べたところ、遺体に傷跡があり、夫の暴力で死亡した可能性が高まった。
両親らに加えて、出身の村の住民が大挙して押し掛けて、夫らに説明を求める騒ぎに拡大した。
18日、警察官500人が出動し、実家に安置された女性の遺体を持ち去ろうとしたため、両親らが抵抗し、村の住民約1万人が取り巻いて加勢した。翌日未明、警察が催涙弾を発射した上、住民に襲いかかり、1人が死亡、数十人が負傷し、10人が連行された。
住民は反発を強め、派出所を襲って建物や車を破壊した。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/06/201506192123.shtml#.VYV4A_ntmko