朱鎔基元首相の腹心、朱小華氏が出獄、上海で実業成功

海外の中国語ニュースサイト、博聞社は15日、中国人民銀行(中銀)の副行長で、複合企業、光大集団の元董事長の朱小華氏(65)が、北京・秦城監獄を出獄後、偽名を使って上海で事業を行い成功していると報じた。

朱氏は、朱鎔基元首相の腹心だったが、2002年10月に収賄罪で懲役15年の判決を受け、高官が服役することで知られる秦城監獄に収容された。同年12月、夫の事件による心労のため、妻が米国で自殺した。

朱氏は、朱前首相と江沢民元国家主席の権力闘争に巻き込まれ、犠牲になったとされる。

朱氏は数年前に出獄し、上海に会社を設立して貿易、金融、投資などを手掛け、元高官の地位や人脈も手伝って成功しているという。

同氏は、上海生まれ。文化大革命中は黒竜江省の下放された。文革終了後、上海に戻り銀行の窓口係員などをしていたが、上海財経学院金融学科卒後に頭角をあらわし、中国銀行上海分行副行長に就任した際、当時の朱鎔基・上海視聴に見出された。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/06/201506170540.shtml#.VYDI5fntmko

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