ニセの出生証明書を作成した疑いで、職権乱用罪と収賄罪に問われた、広東省恵州市恵東県の診療所兼保健所「恵鉄湧衛生院」の産科主任(51)と弁公室主任(44)の公判が16日、同県の裁判所で行われた。17日付南方都市報が伝えた。
起訴状などによると、2人はは2010年4月以降、住民らの依頼を受け、虚偽の分娩記録を作成した上、出生証明書計6枚を発行、1枚当たり7000~8000元(約14万~16万円)を受け取った疑い。
産科主任が出生証明書用の記録用紙に記入、弁公室主任が公印を押して発行するなど手分けしていた。
ニセの出生証明書は、戸籍の作成などに使われたとみられる。