香港民主派の一派で中国との一体化に反発する「本土派」のうち、急進派に属する男女9人が14日夜、爆発物を製造したとして香港の警察に拘束された。1人が逃亡している。香港・星島日報が伝えた。
調べによると、男女は21~34歳で、学生、労働者、教員ら。香港西貢区内のテレビ局の旧社屋跡で爆発物を密造した疑い。
警察は作業場跡から、粉末状の爆発物や改造空気銃などを押収した。
消息筋によると、9人は、香港立法会(議会)が、次期香港行政長官選挙の制度改革案の議決を行うのに合わせ、爆弾を使うつもりだったとみられる。