李鵬元首相の子女で、電力業界の女王と呼ばれる李小琳・前中国電力投資集団副総経理(54)が9日、同社の香港上場の香港法人、中電国際の会議に出席するため北京首都国際空港に向かった際、出境禁止を命じられた。消息筋によると、中国電力投資集団に対し汚職の調査が進められているが、狙いは李・前副総経理だという。12日付蘋果日報が伝えた。
李・前副総経理は同空港で「上級からの通知」により、当面出境ができないと告げられた。李氏は、その場で取り乱し、大騒ぎしたが、北京市内の自宅に引き返したという。
李氏は、中国電力投資集団の副総経理職を辞したが、中電国際の董事長職に留まっている。
(参考)http://hk.apple.nextmedia.com/news/art/20150612/19181661