米下院、台湾の外交強化支持する法案を満場一致で可決

 2020年3月5日台米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米下院は4日、台湾の外交関係強化と国際機関へ参加を支持するよう行政府に求める「台北法案」を賛成415票、反対なしの満場一致で可決した。(写真はVOAのキャプチャー)

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、台北法は「台湾の外交関係の国際的保護と強化主導法」といい、昨年10月に上院で可決後、下院外交委員会でも可決したが、その後、法案の字句を一部修正した。

 法案提出者のジョン・カーティス共和党下院議員によると、「台北法」の目的は米台自由貿易協定(FTA)の締結、台湾の国際機関加盟、台湾の外交関係維持の支援の3つ。

 共同提出者のデービッド・シシリー二民主党下院議員は「米国と台湾が共有する、最も中核の価値観は民主主義だ。台湾は模範的な世界市民で、世界の健康や航空の安全などで傑出した貢献をしている」などと述べた。

 「台北法案」は、米上院で字句を修正した法案を再度可決後、トランプ大統領が署名すれば発効する。

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