広州当局、患者が触れたドアノブからウイルスの核酸検出

2020年2月4日毒 ニュースサイトの新華網によると、広東省広州市の広州疾病対策予防センターが、新型コロナウイルス肺炎の監視中、患者が触れたドアノブからウイルスの核酸を検出したと公表した。患者周辺の環境から、新型コロナウイルスの痕跡が見つかったのは初めて。(写真はRFAのキャプチャー)

 同センターの専門家は、検出されたのは同ウイルスの一部で全体ではなく、活性化していたかどうかはまだ不明と指摘。市民に対し、過度の心配をしないよう求めた。ただし、清潔な環境の保持に注意するよう呼びかけた。

 また、専門家は、一部のメディアが「ドアノブからウイルス発見」と報じたことを批判。「表現の仕方が正確でない。核酸の破片が見つかっただけで、生きたウイルスは検出していない」と語った。

 香港メディアの東網によると、国家衛生健康委員会の専門家チームのメンバーである蒋猛栄氏は3日、記者会見で「環境により、ウイルスは物体の上で5日間生きられる」と述べた。

 蒋氏によると、新型コロナウイルスは人体から出ると、速やかに下降し、空気中を漂うことはない。ただ、エレベーターのボタンやドアノブなどつるつるした物体の上では、温度や湿度により数日生きられる。人からこれらのウイルスに接触すれば、感染する可能性があるという。

★参考情報★
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