浙江省・温州市も都市封鎖 新型コロナウイルス肺炎で

2020年2月3日武 新型コロナウイルス肺炎の患者が拡大しているたため、浙江省温州市政府は2日、同日午前0時から9日0時まで、市民の外出を厳しく制限すると発表した。(写真は東網のキャプチャー)

 当局の通知は、市内の全世帯に対し、外出目的を生活物資の買い物に限定した上、2日に1回、1人までに制限。世帯の他のメンバーは、病気治療で病院に行くほかは、外出を禁じる。感染拡大に関係したり、国家や民生に重要な職務を除いて、出勤も認めない。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、浙江省は湖北省についで同肺炎の患者が多発。うち温州市の患者は240人で浙江省の半数を占める。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、湖北省には事業目的などで約20万人の温州市民が居住し、大部分が武漢市にいる。武漢は、温州市民にとり「第2のふるさと」とされている。

 温州市幹部によると1月29日までに、温州市民約3万3000人が武漢から帰還。武漢市の封鎖が始まった23日の後に1万8800人が温州に戻ったという。

 香港メディア東網によると、温州市民の一部が当局の外出禁止例に反発。路上で警官隊と衝突した。ネット上では、住民数十人と警官隊の小競り合いの映像が流れている。

 ★参考情報★

ーーーーーーーー

鄂州など湖北5市も封鎖 広東、浙江も「1級」対策を発動

タイトルとURLをコピーしました