
当局の通知は、市内の全世帯に対し、外出目的を生活物資の買い物に限定した上、2日に1回、1人までに制限。世帯の他のメンバーは、病気治療で病院に行くほかは、外出を禁じる。感染拡大に関係したり、国家や民生に重要な職務を除いて、出勤も認めない。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、浙江省は湖北省についで同肺炎の患者が多発。うち温州市の患者は240人で浙江省の半数を占める。
米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、湖北省には事業目的などで約20万人の温州市民が居住し、大部分が武漢市にいる。武漢は、温州市民にとり「第2のふるさと」とされている。
温州市幹部によると1月29日までに、温州市民約3万3000人が武漢から帰還。武漢市の封鎖が始まった23日の後に1万8800人が温州に戻ったという。
香港メディア東網によると、温州市民の一部が当局の外出禁止例に反発。路上で警官隊と衝突した。ネット上では、住民数十人と警官隊の小競り合いの映像が流れている。
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